縮毛矯正で、きれいに伸びずらい方の事例

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縮毛矯正で、きれいに伸びずらい方の事例

昨日の縮毛矯正のお客様(初めてご来店のお客様)の髪の状態で、クセが伸びづらく、現状ではちょっと複雑な薬液塗布が必要でしたので、一例としてブログに残しておこうと思いました。

髪の部分部分で、ダメージ度合いと、既存の縮毛矯正の効き具合 が違っていて、硬い髪でクセも強めのお客様です。

■髪質・・・硬毛(10段階に分けると9くらい

■クセの強さ・・・小さい波状毛で縮毛、(10段階で10くらい)

■状態・・・前回の縮毛矯正から3~4ヶ月。サイドは前回以前の縮毛矯正で完全に還元軟化されている状態。

■毛先にはビビリ有り。(ビビリ=熱や過剰な還元軟化で髪がたんぱく変性してスチールウールのように縮れてしまっている状態)。

■バックは、中間は前回以前の縮毛矯正で軟化還元が不完全(正確にはアルカリ膨潤はしているが還元されていない状態)で細かい縮れあり。
※この部分がクセの残りなのか、ビビリなのか施術前には判断しかねたので薬液塗布しながら軟化状態を見て判断)。

■毛先は、サイド同様5~10センチの範囲でビビリがありました。

■前回までの担当美容師さんの技術内容の予測・・・強めの薬液で、根元中心に塗布していたようですが、サイドとバックの髪の太さと癖の強さの違いで、サイドの方が先に軟化。
ビビリの恐れがあるので、そのまますすぎアイロン操作へ。
この時、バックの根元から中間はサイドに比べ、還元軟化が不完全で癖が残っていたのだと思います。

■昨日の薬液塗布・・・はじめに弱アルカリ(強いのから3番目)で根元3~4センチを塗布。軟化スピードを見る。放置後チェック。

軟化に時間がかかりそうでしたので、2周目でアルカリの薬液(強いのから2番目)を同じ場所に塗布、放置。

次に、軟化のメドがついてきたので、バックの中間部に弱酸性薬液(弱いのから2番目)を塗布。

前回までの施術でアルカリは効いているようですが(軟化はすぐする)還元は不完全なようなので(癖が伸びるまで還元してない)2周目で初めに根元につけた弱アルカリの薬液を軽く塗布。

放置後、サイドの癖の伸びを見て、サイドの中間部にサラッと弱酸性のシステアミン薬液を塗布。

すべての部分で還元を確認後すすぎアイロン操作へ。

■今回あらかじめ、軟化還元がしにくい髪質と予想していましたので、可能な限り(髪のダメージは最小限に抑える技術で)の最短時間で薬液作用させたのですが、それでも、ここまでの1剤の施術でお時間がかかりました。

■アイロンは基本的にはいつも通りですが、小さい波状毛と縮毛のミックスの硬い毛質でしたので、スライス薄めで、テンションをかけた状態で早めの動きで回数を多くスルーして艶を出しました。

■結果:根元もバックの中間部もきれいに伸びて質感も良かったと思います。(あらかじめ、毛先のビビリは残ってしまうお話はしてありました)。

あとは、次からの施術で根元のみの塗布にすることと、サイドより先に、バックの方に薬液を多く作用させて、バックのクセを伸ばしつつ、サイドのダメージが出ないようにすれば、毛先のビビリはカットごとに取れていくと思います。

●同じザラザラした質感も、「傷んで(ビビリで)ざらざら」と「縮毛矯正が不完全でザラザラ」の場合があります。
後者の場合は、改善できることが多いです。

先日a.t.さんからいただいたコメントのように、「良くなる可能性の大きい箇所」「傷みが進んで治らない箇所」「フィフティーフィフティーでやってみないと改善できるかわからない箇所」などをあらかじめご説明して、医療の場のインフォームドコンセントのように、お客様が髪のダメージの状態と改善の可能性を理解して、できるだけ納得の行く説明をしてからの施術を、これからも心がけていきたいと思います。



詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

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このページは、vivaceが2009年12月 4日 10:15に書いたブログ記事です。

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