松戸市内からの縮毛矯正+デジタルパーマのお客様

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昨日、松戸市内から初めていらしていただいた縮毛矯正+デジタルパーマのお客様の施術

お写真は撮っていなかったのですが、昨日いらした、縮毛矯正とデジタルパーマのお客様の施術例です。


1、髪質は細く、細かい縮毛で、光沢の無くなりやすいクセがありました。

2、ヘアカラー、アルカリ縮毛矯正、アルカリデジタルパーマのダメージがありました。

3、デジタルパーマを最後にかけたのは、1か月前。もう何年も前からデジタルパーマはかけています。縮毛矯正もデジタルパーマも、2~3か月に1回されているようです。

4、パーマがうまくかかっていなかったので、コテ(カールアイロン)を頻繁に使っていました。

5、ここ数回、縮毛矯正の際、根元の折れが気になっていたそうです。


施術前に髪に状態を見させていただいたところ、

・アイロンを日頃から使っていること、

・過去のヘアカラー・縮毛矯正・デジタルパーマでの「アルカリ」の傷みがかなり有ること、

・ここのところ、デジタルパーマがかからなくなっていたということ、

等の理由によって、髪が熱とアルカリに対して耐えられる限界を超えているかもしれない・・・というお話をしました。

トップの縮毛矯正に関しては、根元の折れの補正、アルカリ縮毛矯正と弱酸性縮毛矯正での「みずみずしさ」、「弾力」の違いは、今回の施術で解っていただけるというお話はさせていただきました。


根元から3センチくらいのところにある「折れ・縮れ」の原因ですが、多くは、前回の施術の際に地肌に薬がついていたか、もしくは、髪質・クセに対して過剰な強さの縮毛矯正剤で施術したため、薬液の付け始めの地点で境界ができてしまい、作用が過剰な部分は直角に髪が折れる、ということが挙げられます。

折れの部分は、とてもデリケートになっていますので、アルカリの縮毛矯正を続けるのは、とても危険です。 そこで切れてしまいますので。


根元の新生部から先に、弱酸性の縮毛矯正剤をつけて行き、新生部の還元(クセをほどく)が80%くらい進んだら、折れの部分を慎重に還元させて真っ直ぐにしていきます。


今回の縮毛矯正では、弱酸性縮毛矯正剤で施術しましたので、アルカリ膨潤をそれ以上進めずにクセを解けますので、折れの部分さえ気をつければ、リスクはとても少なくなります。

中間部分も、「アルカリ膨潤は過剰に進んでいますが、還元が不十分でクセがかすかに残っている」、ところがありましたので、補正しました。

縮毛矯正後、トップから耳下まできれいにストレートになり、弾力と、艶がでました。 (^-^)


次はデジタルパーマです。

デジタルパーマでも、弱酸性の還元剤を使います。

上記の通り、過去のアルカリでの傷みがかなりあって、乾いた時に「パサつき」と「ツリつき(「ビビリ」と専門用語では言います)」がありました。

ただ、救いは、濡れているときの弾力が、まだ若干残っていましたので、アルカリ膨潤は過剰でも、還元は、まだ余力があるということが察せられました。

還元に余力があれば、デジタルパーマもかかる余地は残っているということです。


そのお客様は、もう何年もデジタルパーマをかけていて、「1回目のデジタルパーマは上手くカールがかかったけど、2回目以降がかからなくなった」と言っていました。

これは、2つどちらかの原因があります。

A、1回目は適正にデジタルパーマがかけられたが、2回目以降も既存のパーマ部に重ねてデジタルパーマ剤をつけてしまったため、髪内部の結合が壊れてしまいかからなくなった。

B、2回目以降に、美容師さんが、「傷んでいるので、弱い薬液を使おう」 と思って、還元力の弱い薬を使ったため、カール自体が出なくなった。(さらに、既存のパーマ部に重ねて付けてしまったため、アルカリ膨潤が進み、髪がカールを維持出来なくなった)


のどちらかです。


今回の場合は、濡れているときに若干の弾力が残っていましたので、Bの理由が考えられました。

でも、施術をしてみないと、はっきりとは断言できませんので、ひとまず、考えられる可能性の高いことはすべてお話して、デジタルパーマに入りました。


弱酸性のお薬で、還元力は、通常の1/4くらいに調整して耳下から、薬液を塗布しました。

これは、髪が非常に薬液に対して敏感な為、薬に還元力が普通に有ると、先につけ始めたところが、1~2分後には、還元OKとなってしまい、全体に薬液を塗布する前に還元差が生じてしまうからです。


(ここで余談ですが、よく、「縮毛矯正している髪はパーマがかかりずらい」という風説がありますが、厳密にいいますと、アルカリ縮毛矯正が施された髪は、パーマ剤に対して敏感すぎて、適正に還元できず、還元が過剰ですと、Aのようになってかからず、還元不足ですとBのようになって、どちらにしても、きれいにかかりにくい為、「かかりずらい」とよく言われるのだと思います。)


1/4くらいに還元力を弱めますと、髪全体(耳下)に塗布する際に、部分部分の還元差が生じにくくなります。

つけ終わったあと、還元が足りない部分は、1/2くらいの還元力の薬液で補正すれば、ハイダメージ毛でも、均一に適正な還元ができます。

縮毛矯正している髪は、すでに一度100%還元されていまして、デジタルパーマの還元適正度合い(60~70%)より大きく過去に還元されています。

ですので、再度還元するのには、極弱の還元剤で、ゆっく~り還元しないと、すぐに、適正の還元ポイントを過ぎてしまいます。

ましてや、「アルカリ・チオ」のアルカリ度・還元力の高い薬液は、論外です。 (怖・・・)

付けた瞬間にチリチリのビビり状態になってしまいます。 (>_<)


弱酸性域で、極弱めの還元剤で、適正に還元し、大きいロッドで、デジタルパーマをかけていきます。

アルカリのダメージや、過去の縮毛矯正で過剰に還元してある部分は、カールが細く引き締まりやすいため、一番大きいロッドで巻きました。


心配なのは、普段使っているコテの影響でしたが、髪が熱によるタンパク変性を起こす一歩手前だったようで、思ったよりもきれいにカールが出ました。


できれば、この状態で、コテを使わずにスタイリングすると、ダメージも止まるお話をしました。

 →→傷みが出て→パーマが出ず→コテを使う→
↑                             ↓
←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

の悪循環から抜け出すのは、とても大変です。

特に、毎日のスタイリングを一生懸命している方は、スタイルの完成度を高めたいという意識が働きますので、コテやストレートアイロンのスタイリングから抜け出すのは難しいのです。


唯一、ダメージスパイラルから抜け出せられるのは、「アルカリ膨潤を避け、ダメージの進みを止める」 ことです。

アルカリ膨潤を出来るだけ避けていきますと、毎回毎回、縮毛矯正のたびに、髪のみずみずしさと自然な弾力が戻っていくことが実感されます。


ストレート部は、ハンドドライでOK。

カール部も、ハンドブローでOK。 (^-^)


となりますと、毎回少しずつ毛先をカットしていくにつれて、一歩一歩ダメージが確実に減っていきます。


TVCMや、ネットで、盛んにカールアイロンやストレートアイロンの宣伝をしています。

「傷まないアイロン」なんていうものが存在するわけがありません。

200度なんていうのは、フライパンで卵焼きを作る温度です。

イオンが出ようが、スチームが出ようが、着実に、毎日ダメージが進んでいきます。

それよりか、長い目で見たときには、ハンドブローでスタイリングできる髪を取り戻したほうが、絶対にいいと思います。 o(^-^)o

モデルさんやタレントさんはスタイリストさんが付いていますが、一般の方々はそうはいきませんですからね。

毎日のお手入れは楽チンのがいいに決まってます。  (^o^) 


もうそろそろ、髪を結ばずに、下ろした状態でヘアスタイルが楽しめる季節になりますね。 

クセっ毛の方も、縮毛矯正やデジタルパーマのダメージに悩んでいる方も、ぜひ一度、弱酸性縮毛矯正と、弱酸性デジタルパーマの質感を味わってみてください。 o(^-^)o

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このページは、vivaceが2009年12月 6日 13:22に書いたブログ記事です。

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