部分的に伸びにくいクセあると、縮毛矯正で傷んでいく理由

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部分的に伸びにくいクセあると、縮毛矯正で傷んでいく理由

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昨日、いらしていただいたお客様です。 (^-^)

縮毛矯正の傷みが髪の限界を超えてチリついてしまい、インターネットで探してvivaceに来てくださいました。

傷みの状態は、

○もともと、ヘアカラーでのアルカリの作用が中間~毛先に重なっていたようです。

○バックや襟足など、クセが伸びにくい箇所があって、何回かアルカリの縮毛矯正が重なってしまったためチリつきが出ていました。


写真は、襟足の伸びずらい部分です。

縮毛矯正して2ヶ月後ということですが、クセのカーブが残っています。(右写真)

表面の髪の細い部分の濡れた時の手触りは、綿のように柔らかい状態でしたので、数回のアルカリヘアカラーまたは、数回のアルカリ縮毛矯正が重なって、髪が解けてしまっているのが察せられます。

かなり、アルカリでのダメージがあったのですが、全体的にクセも残っていまして、クセの残りが残っているチリチリ部分に関しては、そのクセを取ることで、若干の感触向上ができるかもしれません、とお伝えしました。

また、還元(クセをほどくこと)も、軟化(アルカリで毛をふやかすこと)も、限界を超えていて「チリチリ」の部分は、伸ばしていってカットしていくしかない、というご説明もしました。


80%くらいの美容師さんは、「一度、縮毛矯正をした部分は、もう縮毛矯正の薬を付けない」ということは知っていると思います。(残りの20%は・・・ ((+_+)) )

また、かなりの確率で、根元につけるアルカリカラー(黒髪を明るくするカラー)を「褪色しているから」という理由で、安易に中間~毛先まで付けてしまう美容師さんが多いのも現実です。

(褪色部分には、ノンアルカリのカラー剤で、脱色せずに色味を補うと、傷みにくいです)

上記のように、カラーでの傷みにくいやり方もあるのですが、意外と知られてなく、「カラーでの傷みは、しかたがないもの」と、思われがちです。

でも、縮毛矯正では、美容師さんは正しい施術を知っているはずなのに、どうして薬液を重ねて、傷みを増してしまうのでしょう。

 

それは、クセの伸びずらい髪質(部分)も、伸びやすい髪質(部分)も、すべて軟化作用の強く早いアルカリの縮毛矯正で、施術してしまっているためです。

アルカリの縮毛矯正の薬液は、髪をふやかす「アルカリ剤」と、クセを伸ばす「還元剤」とで出来ています。

ヘアカラーをしていないバージン毛では、アルカリの効きがスローで、その時間内で還元されるので、薬液の作用のスピードがバランス良く発揮されるのですが、ヘアカラー毛(特に、何回もアルカリカラーに触れてしまっている髪)では、まだ還元剤が効いてないうちに、瞬時にアルカリが効いて髪が溶けてしまいます。

ということは、クセが伸びにくい方、またはクセが伸びにくい部分は、アルカリで、膨潤軟化されるけれども、肝心な「還元」が不十分となってしまうのです。

そして、施術の仕上がり時にも、まだクセが残っていて、次回もまた、「アルカリが先に効いてしまって、還元が不十分・・・」という繰り返しになって、一向にクセが伸びず、アルカリでの傷みは増すばかり、となってしまうのです。

どこかで、その悪循環を断ち切らないと、どんどんバサバサチリチリのほうきのような状態になってしまいます。


また、美容室によっては、アルカリの縮毛矯正剤しか置いてないサロンもありますので、物理的に不可能な場合もあります。

還元剤は必要不可欠ですが、アルカリ剤は無くても良いものなのです。
(トーンアップ用のカラーにはアルカリが必要ですが)

アルカリで髪をふやけさせずに、クセを伸ばせれば、髪の水分と弾力を残したまま、クセだけを取ることができます。

 

写真のお客様はトップとサイドは比較的クセが伸びやすかったので、トップ・サイドに100%の標準を合わせました。

100%というのは、クセを伸ばす率です。

伸びにくいところに100%を合わせてしまうと、伸びやすいところは120%~150%と、薬液作用の適正ラインを超えてしまいます。

ですので、伸びやすいところに100%を持って来て、伸びにくいところは90%~95%で止めて、次回に残りの数%は繰り越します。

90%~95%と言っても、アルカリで髪を溶かさずクセを伸ばすので、今までのように瞬時にアルカリで溶けてしまって還元が不十分な状態より、クセがきれいに伸びるのです。

だいぶ時間をかけて襟足のクセを伸ばしたのですが、95%くらいでしょうか、若干のカーブは残っていますがツヤが残りながらきれいに伸びました。(左写真)

(左の写真で、色が落ち着いたのは、アイロン時にタンパク質のコーティングが施されるためです)


傷んでチリついてしまっても、その時点で傷みの原因を除けば、傷みはストップします。

カットしていかないといけない部分もありますが、酸性タイプの優しいお薬で、正しく施術すれば、だんだんときれいな部分が増えて、いつしかピカピカツルツルの髪になります。

「縮毛矯正は傷む」といわれることが多いですが、傷む薬で、傷むように施術するから、傷むのです。

傷まないように、傷まない薬で施術していけば、根元の方から必ず良くなっていくのです。


チリチリになって、泣きたくなるくらい悲しい気持ちになって、藁をもすがる思いでインターネットで対処方法を探してvivaceを見つけてくださる方も多いと思います。


嬉しそうな笑顔で、髪を触りながら帰っていただけるように精一杯の技術、がんばります!! 0(^-^)0


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室 VIVACE

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このページは、vivaceが2009年12月 2日 21:36に書いたブログ記事です。

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