硬い波状毛の縮毛矯正 2

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硬い波状毛の縮毛矯正 2

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この方は、浦安の方から来ていただいているお客様で、今回、vivaceで4回目の縮毛矯正です。

延べ、何千回もの縮毛矯正の臨床例がありますが、このお客様の髪質が、一番特殊で珍しいタイプだと思います。

vivaceにいらっしゃる前も、ずっと縮毛矯正をされていたのですが、硬毛で、クセも細かいため、アルカリのチオの還元剤を用いていたようです。

でも、アルカリのお薬だと、還元(クセをほどく)される前にアルカリで髪がふやけてしまい、次のアイロン工程に入らなければならなくなってしまいます。

結果、施術すればするほど、「一剤(還元剤)」 と 「すすぎ・アイロン」までの時間が短くなり、毎回一向にクセが伸びず、傷みが増すだけ、となってしまいます。


このお客様が最初にいらした時の状態は、3ミリくらいのチリメン状の波状が、全体に広がっていて、横方向の広がりも大きく、髪を結ばずに下ろしておくことが出来ない状態でした。

この、チリメン状の波状が、「髪のタンパク質のアルカリ変性によるものか」 「クセの残りなのか」 「アイロンの重なりでの熱変性によるものなのか」 が、初めての施術では、判断できませんでしたので、

1回目は、恐る恐る、弱めの酸性の縮毛矯正剤で、中間~毛先の波状の伸びを見ていきました。

1剤(還元剤)の時間は、かなり置いたのですが、中間~毛先は、ダメージが多かったので、深追いはしませんでした。

波状の幅は小さくなりましたが、なんとかギリギリ下ろせる程度の伸びでした。


2回目、3回目も、同様に、中間~毛先の状態(薬液に耐えられるかどうか)を見ながら、2時間以上の還元タイムを置きながら、施術しました。

回を追うごとに、下ろしたときの横方向の広がりは少なくなりましたが、全体的にボワッとした、アルカリ変性特有のザラザラ感は、まだ残っていました。


1枚目の写真は、3回目が終わった状態です(今回、いらしたときの状態)。

ほとんどのお客様は、一回目で、縮毛矯正の90%~100%は完成されるのですが、3回目でも、まだ還元が不十分で伸びが足りません。

でも、アルカリでの膨潤は、もともと過剰でしたので、酸性の還元剤で長時間ゆっくりと還元(クセをほどく)していくしか手はありません。


通常、左の写真のようにバサバサした質感になっている場合は、ダメージ部を保護するために、プレトリートメントを塗布したりするのが、セオリーなのですが、そうすると、余計に減力されてしまい、還元が進みません。

ですので、今回4回目では、日頃からのお手入れで、浸みこんでいるトリートメント剤や、オイル分をしっかりクレンジングした後に、1剤の還元剤に入りました。


アルカリの矯正ですと、このようはことは邪道なことなのですが、アルカリの入っていない還元剤のみのお薬ですと、還元を邪魔してしまうオイル分などを取った方が、1回の縮毛矯正で伸びる度合が増すのでは、という考えからです。

今回の還元時間は、トータルすると、3時間10分置きました。

伸びやすい方ですと、もう全行程終わってしまうくらいの時間を、1剤の還元時間に当てました。


アイロンのスライスの、通常の半分で細かくし、ゆっくりアイロンスルーするようにして、髪一本一本の波状を出来るだけタイトになるようにしました。


結果が、2枚目の写真です。


全行程、8時間を要しましたが、4回目にしてやっときれいに伸ばすことができました。 !(^^)! 

新生部の縮毛矯正一回分の部分は、厳密に言うとまだ95%くらいの伸びですが、表面の髪は100%近く伸びているので、気にならないと思います。


これで次回からは、新生部と、2回目部分の残りの5%の、リタッチで大丈夫です。


朝から夕方まで、長い時間お疲れ様でしたぁ。


きれいになって良かった良かった (*^o^*)


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このページは、vivaceが2009年12月 3日 18:18に書いたブログ記事です。

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