えりりんさんから、縮毛矯正のご質問のお答え

| コメント(0) | トラックバック(0)

えりりんさんから、縮毛矯正のご質問のお答え

えりりんさんからのご質問

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1. Posted by えりりん    2007年06月25日 09:01
  おひさしぶりです。と言ってもお分かりですか?
金沢に引っ越したえりりんです。以前矯正で本当にお世話になりました。
こちらにきて初めて酸性の矯正を探して昨日かけてきました。
仕上がりは満足していますが(耳のよこあたりはビビリありですが・・・)そこはスピエラ、システアミン、チオグリコール酸という純酸性の薬剤を混ぜて施術するため全くいたまないと店長さんは言われます。
そのため次回も還元されている根元以外の毛にもお薬をつける!と言われ本当に痛まないのか?以前みたいにまた失敗したらどうしようと頭から離れない状態です。
森野さんの説明はすべて納得してこれたのですが、どう思われますか?
還元した髪を何度も酸性だからといって還元してもいいものなのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

えりりんさん、おひさしぶりです。(・◇・)ゞ

えりりんさんの髪の状態は、かなりデリケートな状態ですので、毛先までお薬をつけても、ひとまず「満足」いった仕上がりということは、髪に優しいお薬だったのだと思います。

えりりんさんのvivaceにいらっしゃる前からのダメージは、主にアルカリによるものです。

アルカリの強い薬液で、クセが「ほどける」(還元)前にアルカリ過膨潤のために、髪がとろけてしまって傷んでいます。
部分的にビビり(アルカリ過膨潤のため髪がちぢれる)はあるのですが、なんとか今耐えている状態だと思います。

各成分の特徴です。

●スピエラは、ほとんど負担が少ないのですが、還元力(クセをほどく力)が少ないのと、強烈な臭いがあるのが特徴です。(縮毛矯正に使う還元力を発揮するには、スピエラ濃度を濃くしないといけなく、=臭いがきつくなり、不都合が生じるため。vivaceでは採用しませんでした。)

●システアミンは、濃度にもよりますが、髪への負担は、スピエラまではいきませんが、チオグリコール酸よりずっと少ないです。
独特な匂いはあるのですが、メーカーの工夫でそれほど感じなくなっています。濃度(還元力)は各メーカーで異なります。

●チオグリコール酸は、濃度によって還元力をコントロールでき、酸性域でも縮毛矯正になんとか使える濃度の製品も出ています。ただ、難点としては髪のコシを弱くしてしまうのがあります(これは、システアミンだけの矯正を施術していて気づいたことです。8~9割の美容室は、まだチオの縮毛矯正剤を使っているので、この「コシの減少」は縮毛矯正上いたしかたないと考えているのかもしれません)。vivaceでも以前は、酸性のチオの縮毛矯正剤を使っていましたが、チオはアルカリを混ぜないと髪に浸透しにくいので=還元力を十分に発揮できない、こととなり、酸性または中性のチオの薬はチオ濃度を濃くしなくてはなりません=髪の弾力が減少となり、今は、ごく少数のシステアミンの残臭が気になる方のみ使っています。

えりりんさんの行かれた美容室では、

チオグリコール酸、システアミン(おそらくvivaceで使っている製品より還元力が弱いと考えられます)、スピエラの3種を合わせ、ほどほどの還元力があり、傷みが少ない薬液を作っていらっしゃるのだと思います。


えりりんさんの心配されていた、「既存の矯正部分に上記の3種混合のお薬を毎回つけても傷まないか」というご質問ですが、

僕の見解からしますと、緩やかではありますが、やはり傷みは進行します。

髪は限界まで耐えますが、限界を超えた時点で、ビビりになります。

でも、金沢の美容室さんも、かなり髪を大切にしていることと思われますし、ポリシーを持って施術していらっしゃるので、「既存の縮毛矯正部分には薬をつけないでください」と、上手く言って納得してもらうのが難しいように思います。

理想は、「既存の縮毛矯正部を粘度のあるトリートメント剤で保護し、新生部のみ薬液をつけ、アイロン時には、既存の縮毛矯正部にPPTなどのタンパク質のトリートメントをつけてアイロン施術(微量に還元剤も既矯正部にもつきますのでアイロンは通すことは必要なのですが、PPT{アミノ酸と蛋白質の間の大きさのもの}をつけてからアイロンをかけると、良い意味で熱によりPPTコートされますので)」

というのが理想ですが、その通り、その美容室さんにしてもらうのは、難しいと思いますので、

「どうしても心配なので、新生部だけ、1剤をつけていただきたいのですが・・・」とお願いしてみるのがいいかと思います。


vivaceでの、システアミンの薬は本来、「ダメージ部分用」なのですが、クセの強いところにたっぷり乗せ、時間をかけることでクセを伸ばしています。

使う薬液の量は、通常の2~3倍ですので、コストもそれだけかかるため、同じようにやっている美容室は、ほとんどないと思います。

(システアミンを使っている美容室でも、時間をある程度置いて効かない場合は、チオグリコール酸の薬液を追加して還元を促進するやり方が、通常ほとんどです)

なので、金沢の美容室さんの工夫も、すごくよくわかりますので、くれぐれもその美容師さんのプライドを損ねないように、やんわりとお願いするのが、よろしいかと思います。


長くなってしまいましたが、なんとなくわかっていただけましたでしょうか・・・?

また何かありましたら、なんなりとお尋ねください。



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.hair-vivace.com/mt/mt-tb.cgi/95

コメントする

このブログ記事について

このページは、vivaceが2009年12月 3日 21:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「縮毛矯正のご質問」です。

次のブログ記事は「さやさんの縮毛矯正のご質問」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。