縮毛矯正とヘアカラーの褪色

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2010年02月16日

縮毛矯正時の、カラーの褪色

■縮毛矯正・パーマ剤の種類と、ヘアカラーの褪色の関係■


A、明るい色にするヘアカラーは、「酸化染料」+「アルカリ」を「過酸化水素」と、酸化反応させて、明るく発色させ、色素定着をさせます。

B、暗い色に染めるヘアカラー1、は、Aと同じで、色素が暗いものです。

C、暗い色に染めるヘアカラー2、は、「酸化染料」だけを「過酸化水素」と酸化反応させて、色素定着のみさせます。


(暗くする場合は、Cの方が傷みが少なく、自然褪色も少ないです)

(ヘアマニキュア・ヘナを含めてしまうと複雑になってしまいますので、ここでは割愛します。)


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a、縮毛矯正剤1は、「還元剤」+「アルカリ」で、髪をふやかし、髪内部の結合をほどきます。 その後アイロンの熱と2剤で、酸化定着させます。

b、縮毛矯正剤2は、「還元剤」のみで、髪内部の結合をほどきます。 その後アイロンの熱と2剤で、酸化定着させます。



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※ 還元剤=縮毛矯正やパーマなどで、髪の内部の結合をほどき、ストレートやカールの形状にしやすくするもの。

※ アルカリ=縮毛矯正やパーマなどで、髪を膨潤(ふやかす)させて、還元剤が浸透しやすくするもの。
  還元剤の種類によっては、必ずしも必要でなく、膨潤することで傷みに繋がる。
  明るくするカラーには必要。
  暗くするカラーには、必ずしも必要ではない。

※ 膨潤=アルカリでふやけて膨張すること。

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ご存じの方もいらっしゃると思いますが、酸化と還元は、逆の反応です。


ヘアカラーで、酸化定着した色素は、縮毛矯正1剤の還元作用で、ほどけて、色素が一度ほぐれます。(薬液塗布時に明るくみえる)

でも、その後のアイロン工程で80~90%、2剤で20~10%、酸化発色します。

ですので、bのアルカリを用いない縮毛矯正では、ほとんど褪色しません。


一方、aのアルカリ縮毛矯正ですと、還元~酸化 の工程はあるものの、アルカリで髪が膨潤して、ヘアカラーの色素が外へ流れ出てしまいます。

また、髪の傷みも進みますので、髪がスポンジ状にスカスカ空洞が出来て、ヘアカラーの色素が定着しにくくなります。


コールドパーマやデジタルパーマでも、薬液がアルカリの場合は、同様にヘアカラーは褪色しやすいです。

ですが、アルカリを避け、酸性~中性域で、コールドパーマやデジタルパーマをかけますと、褪色は防ぐことができます。


このような仕組みで、ヘアカラーは、通常、縮毛矯正やパーマのあとに、褪色するのですが、傷みも褪色も最小限にするには、施術時にアルカリに触れないようにすることが重要です。


還元剤は、以前より進化していますが、あいかわらず、「アルカリ」の薬剤は、現在でも主流です。


美容室の「施術時間の短縮」「コスト削減」と、それに合わせて、メーカーも「より売れるもの」を作ってしまう、という流れで、本当に髪に優しいものは、普及しないのが現状なのです。


vivaceでは、褪色部分へのトーンダウンのヘアカラーや、コールドパーマ、デジタルパーマ、縮毛矯正において、アルカリを出来るだけ避け、酸性~中性域で、ヘアスタイルを作っています。

アルカリの傷みは、元には戻りません。

一回でも少なく、少しでも低アルカリに、そのように美容室で施術していくことが、いつでも髪がきれいに、お手入れしやすく、みずみずしい潤いを保持できる、秘訣なのです。


今回も、ちょっと難しい用語が並んでしまいましたね。(^o^;) 

できるだけ、噛み砕いて「ヘアカラーの褪色と、縮毛矯正・パーマの関係」を書いてみました。 (^-^) 



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